2009/11/24

長柄西の「グリル佐野惣」のコロッケは、国産和牛の牛スジ入りの肉屋さんの絶品コロッケ

大阪市の北区の北端である長柄西は、歴史的には由緒あるエリアではあるのですが、なかなかさびれていて、すぐ西には天神橋筋の8丁目商店街があるものの、どちらも賑わっているというかんじではないので、まあ、よほどの用事がないかぎりは行かないエリアでもあります。悪しからず。特に、城北公園通りよりも北側のエリアは、しもた屋も多く、閑散としてます。目のまえ、淀川の堤防やしね。

そんななかにあって、長柄西の交差点から少し北にあがったところに、ここだけ!ってかんじで、お昼間、ヘタすれば行列ができてるような、入口に車がズラッと並んでいるような光景に出くわすときが、あります。

「グリル佐野惣」。



下町の洋食屋さん、という形容がそのまんまあてはまるようなお店ですわ。それもおしゃれじゃないほうの(笑)

海老フライやらハンバーグやらトンカツやらの、一般的なメニューが並びます。付け合わせに、サラダ・スパゲティがつくような、ありふれたやつです。

ただし、ここ、お向かいで肉屋さんを営まれていて、肉の材料はそっからなので、使ってる材料いい&まともにつくってるんで、美味いんですわ。ほいで安いですから(安いだけの内装ではあるんですが…。笑)、地元民の行列ができるのは、あたりまえです。

ランチのことはまたべつの機会に譲るとして、今回はテイクアウトのコロッケを。

大阪市の北区のコロッケといえば、天神橋2丁目の「中村屋のコロッケ」が有名で、ちょいちょいメディアにも取り上げられます。最近でも、映画の宣伝で、ここら一帯にレッドカーペットが敷かれて、阿部サダヲと竹内結子が中村屋のハムカツを食べてましたが、まあ、有名店です。


で、中村屋のコロッケが東の横綱やとしたら、こちらの佐野惣のコロッケは、西の横綱。
そう呼びたくなるほど、これまた美味いコロッケです。

中村屋のコロッケがジャガイモの甘みを最大限に引き出したかのようなコロッケであるのに対して、佐野惣のコロッケは、肉屋さんのコロッケらしく、牛スジが入っていて、肉の旨味がします。

肉屋さんのコロッケは美味いと相場が決まってますが、ここでは、卸で買ってきた和牛を肉屋で出す際、肉を掃除したときに出る牛スジが、コロッケに入ってます。
淡路産のタマネギと長時間煮込んだ牛スジをミンチにしたうえに、原形を留めている牛スジをさらに投入してつくってあるコロッケなので、なかなかの存在感で、ひとつ食べても、結構、腹にどっしりときます。

聞けば、
つくり置き、冷凍、なし。
タマネギ、ジャガイモは季節によって甘さが違うので、味付けは季節によって微妙に変える。
と。
なかなかの職人芸ですわ。

つくってるところ撮影させて~、とお願いしたら、顔は写りたない!って、女将さんがコロッケごとどっか行ってしまったので、油だけの間抜けな図になりましたが…(笑)




牛スジの甘さとコロッケのタネの味付けの微妙なバランス、食べてると、半固形化した牛スジの感触が口のなかにあって、味と食感の両面で堪能できる、なかなか優れもんのコロッケです。





親子2代で買い続けてる人、5個10個はあたりまえに買っていく人。
コロッケなんやし、安くて美味い!は、基本ですな。
1個70円。
中村屋のコロッケとおんなじ値段。









グリル佐野惣
大阪市北区長柄西2-5-8
tel. 06-6351-1650
ランチ / 11:00-17:30
テイクアウト / 10:30-18:00
日休み

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