2009/12/02

梅田界隈で放置自転車問題に取り組んでいる地元のエラいさんが、ラジオに出て現状を語る

梅田に行くときにかぎらず、日々、大阪市の北区内をチャリでグルグル巡っている僕は、ときには不法駐輪でチャリを撤去されたりもしているわけですが…、一方で、そのような不届きな(笑)放置自転車の撲滅に取り組んでおられる地元の方々と懇意にもしています。困ったことに(笑)

そうした取り組みをしておられるなかのひとり、芝田商店会・町会長にして梅田東連合町会副会長の三島さんが、毎日放送のラジオに出演しました!

11月30日(月)16時~ノムラでノムラだ♪EXトラ!に、生放送です。

毎日放送があるのは茶屋町、つまり、梅田東地区でして、芝田とは共通の地元です。その、共通の地元同士が抱える問題として、放置自転車対策があるわけですが、その放置自転車の現状、対策、税金の使われかたなど、大阪市民の代表というか地元の代表として、問題の対処にあたっている梅田東連合町会の三島副会長が、お話されてました。

お相手は、メイン・パーソナリティの野村啓司アナ、桂南光さん、松井愛アナです。

「よろしくお願いしますっ!」
三島副会長、少々緊張気味なのか、普段よりも少し高いトーンの声で登場です(笑)

以下、放送のダイジェスト版を、少しだけ再録してみます~。

大阪は自転車事故発生件数全国ワースト1位という不名誉な記録を保持しているのですが、そうした状況を打開しようと、平松知事が「防犯」「ゴミ対策」とともに「自転車問題」の3本柱を掲げて問題解決に取り組んでいます。

なかでも、放置自転車対策として、市では、駐輪場の整備、放置自転車の撤去、保管に、今年度だけで15億円の予算を投じています。

- それだけの予算を投じているなか、地元の三島さんの目から見て、放置自転車は減ってますか?

「そうですねぇ、今は精力的に取り組んでいることもあって、減ってきてはいるんですが、それでも、土日なんかは、梅田界隈だけで5、6000台はあると思いますわ。平日は相当減ってます。でも、土日は、もう、しゃーない!ってかんじですね」

- 取り組みとしては、どんなことをされてるんですか?

「大阪市と一緒になって、啓発活動をしてます。不法駐輪の撤去は大阪市の職員さんしかできなくて、私たちはできないんですが、私たちは、そのお手伝いというか、啓発活動をやってます。赤い札と黄色い札を不法駐輪してる自転車につけていくんですが、赤い札は即撤去しますよ!という札で、黄色い札は不法駐輪しないでください!と書かれたイエローカードみたいなもんですね」

- 梅田は都心なので、住宅街とはまた違った問題があると思うんですが、どんな人たちが多いんですかね?

「おっしゃるように、梅田は普通の住宅街とは違う特殊な場所で、買い物に来る人も多いですし、通勤、通学で自転車に乗る人、もちろん住民の皆さんもいますね。大阪市の職員さんは、週に1~2回は撤去作業をやってるんですけどね」

- たとえば、商店街のわりと道幅の広いところなんかやと、道の真ん中に自転車を停める人もいてますよね。で、誰かひとりが停めると、ここは停めてもかまわないと思うみたいで、次々と自転車が停まっていくという…。

「乗ってこないのが一番なんですが、そればっかりでもないですし、難しいところです。とにかく、利用者の意識を変えてもらうしかないですわ。啓発活動は、私ら地元のボランティアが30~40人、地元の協力してくださる企業さんも入れると、80~90人くらいで行なってるんですが、私らはあくまでお手伝いで、撤去そのものは大阪市の職員さんがされるんですが、あれも重労働ですよ」

- 放置自転車がたくさんある場面で、これは危ないなあ、と思われるような場面なんか、あります?

「例として、歩道に自転車を置くと、車イスの方が通れなくなるんですね。それで、車イスの方が仕方なしに車道に出られる…。これなんか、非常に危険やと思いますし、あんなんを見てると、なんとかせなあかん!と思いますね」

- 放置自転車の撤去は、大阪市がやってるとのことですが、不法駐輪で撤去されてしまった場合、持ち主はどうしたらいいんですか?

「撤去された自転車は、港区の決められた場所に保管されます。撤去したときに、自転車が置いてあった場所に紙が貼られてますから、すぐにわかります。自転車を買ったときに登録してあれば、ハガキが来る場合もあります。それで、自転車を引き取りにいくと、撤去費用と保管費用で2,500円とられますし、そこまでタクシーで行ったとしたら3,000円程度はかかるでしょうから、大方6,000円くらいになるんとちゃいますかね? それでまたそこから乗って帰ってこないとダメなので、不法駐輪して撤去されると、バカらしいですよ」

- それやったら、引き取りに来ない人も多いんとちゃいますか?

「多いですよ。それで保管場所がどんどん足らなくなってます」

- 引き取りに来ない場合はどうなりますの? 3年くらいは保管してくれるんですか?

「まさか! 1ヶ月経って引き取りに来なかった場合、ひと山いくらで入札にかけて、業者に売るんですわ。そうしないと、保管場所も飽和状態で回転していかないですから」

- 放置自転車に皆さんが一生懸命取り組んでおられることはわかったんですが、一方で、駐輪場はどうなってるんでしょうか?

「梅田界隈だと、176号線の中津バイパスの下に大阪市の駐輪場があります。あとは、ヨドバシカメラさんの施設の中、UR機構やってる道路脇にもあります。大きいところで、その3ヶ所ですね。ただ、どこも飽和状態で、正直なところ、置くところがないのが現状ですわ。平成20年度、21年度に大阪市が7,000台分の駐輪場を確保してくれてますが、とても追いついてません。物理的に、放置するしかないという…」

- どうしたらいいんですかね?

「そーんなん解決できたら、私、市民栄誉賞もらえますわ!(笑) 現状、全国ワーストワンの汚名を返上しようと平松市長が頑張っておられるなかで、たとえばできるだけ鉄道を利用するとか歩くとか、皆さんの意識を少しでも変えていってもらうしかないと思ってます。最初にも言いましたけど、活発に啓発活動をやってるおかげもあって、最近では、平日の不法駐輪はずいぶんと減りましたよ」

- 行政に対して、なにか要望や提案など、ありますか?

「啓発活動をしていて、不法駐輪している人にボランティアの人が対応に苦慮されている場面がときどきあるんですね。そういうことで困らないように、ボランティアの人のための対応マニュアルのようなものをつくってもらいたいとは思ってます。あとは、もうちょっと権限を与えてもらうとか」

- なるほど。

「自転車に車のナンバー制のようなものを導入して、ナンバー登録時に登録費用をもらって、それを撤去のための費用に充てるのはどうか、なんてことも考えてます」

- ありがとうございました。
今日は、梅田界隈で放置自転車の問題にあたっておられる梅田東連合町会の三島副会長にお話をうかがいました。



不法駐輪が悪いのはわかってるし、でも、駐輪場が圧倒的に不足しているのも事実で、そのせいで、僕と三島副会長は日々、鬼ごっこをしているわけですが、早く、鬼ごっこをせんでいいような関係になりたいなあ、と、このラジオを聞いていて思ったのでした。

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