2010/02/01

大阪国際女子マラソンを見て、リミッターについて考える


最近、というわけではないけれども、それでも最近特に耳にするのは、自然体だとか自分らしさだとか自分に正直とか、そういう言葉。これに、スローライフという言葉も加えてもいいのですが、そういう一群のモノの考えかたが、僕は、大キライです。

都心のど真ん中で生活して、毎日せかせかしてて、俗世の有象無象にまみれて、ジタバタして、そうすることで生きてる実感を手に入れることができてるように思いますわ。

退屈よりも騒ぎを!
このブログでも、プロフィール欄に掲げているキャッチフレーズは、
Fuck Boredom, Let's Rock!
ですから。

仕事。
こんなことはわざわざ口に出していうことではないけれども、全力でやってます。僕の仕事は、考えることそのものが仕事になっている場合が多いので、これが正解だと確信を持てるまで、体力の限界を考慮せずに、考え抜きます。
答えが出ないときの対処法はなくて、ただただ、神が降りてくるまで考え抜く。それだけです。
考える、ではなく、考え抜くことが、大切。

忙しい忙しい、と、口癖のように言っているけれども、仕事が手に負えんほどたくさんあって忙しいのではなくて、正解だと確信を持てるまで、徹夜も辞さずで考え抜こうとするので、時間がなんぼあっても足りません。
夜更け、フラフラになってベッドに潜ろうとするんだけれども、頭んなかは、そのときに取り組んでいる案件のことをずーっと考えていて、ベッドのなかにいるときに神が降りてきたときなんかは、身体はフラフラなのにもかかわらず、躊躇なく、ベッドから抜け出てPCの電源をONにします。

そこには、頑張っているだの努力しているだのといった意識はまったくなくて、つまるところ、ゲーム好きが猿状態になってゲームをやめられなくて睡眠時間を削ってまでゲーム機のコントローラーを握っているみたいなもんです。

なので、いつまででも仕事をしていたい。そういう仕事に就いているので、仕事をしているという意識よりも、好きなことをやっているという意識のほうが、ほんの少し、上まわってます。
もちろん、仕事だという意識も大いになるのだけれども、それについて言及しだすとべつの話になってしまうので、今回はスルーで。

ということだから、生活をONとOFFにわけるだとかメリハリをつけるだとかいった必要性を感じることが、ほとんどないです。ずーっとONで、限界に挑んでますわ。で、それが一番、心地いいです。
そこには自然体だとか自分らしさとか自分に正直にとかスローライフとかいったことは微塵もなくて、ただただリミッターをはずしてレッドゾーンでアクセル踏みっぱなし、フルスロットルで無理して突っ張ってる自分がいるだけです。
でも、そうすることがなによりも心地いいし、達成感もあるし、なによりも、そうしなければ気持ち悪い。




今日、大阪国際女子マラソンがありました。

僕は、ルーマニアのリディア・シモンが大好きで、彼女が走ってる姿を見たいなあと思って、見にいったのでした。

マラソンは、それこそ、駆け引きのなかで、緻密に計算された走りをどれだけ持続できるかにかかっているので、僕の仕事のやりかたみたいに、闇雲に限界を突き破るようなことをしていては絶対に勝てんと思います。

でも、42.195kgを走り抜くのはもちろん容易ではなくて、どこかで、限界を突破するような、明日なき無理を突き進まねばならないときがあるように、思います。

リディア・シモンは、ときどき、そういうことを感じさせる走りをしますな。
いつだったか、アテネで行なわれた世界陸上では、レースの中盤に嘔吐したのにもかかわらず、後半、驚異的に追い上げて銅メダル。
そういう彼女の走りを見るたび、自らの裡に限界を設けていない彼女の姿勢に、僕は、いつも感動します。
出産もしたし、年齢的に優勝するような選手ではなくなったけれども、大阪国際女子マラソンのシンボル的な選手として、いつまでも走っていてほしいと思いますな。

雨が降ってたけれども、中之島がコースにかかっているので、ライオン橋の真んなかあたりでで、見てました。
トップグループが走ってきて、その写真を撮っていたら、そのすぐ後ろをシモンがビューッと走っていって、思わずシャッターチャンスを逃してしまいましたわ(笑)
ものすごいスピードで走ってますな、世界のトップレベルは。

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