2010/04/07

阪神百貨店地下の自動玉子焼き製造機って、今はもうないのですね…。

阪神百貨店にお使いものを買いにいったついで、そうそう、と思い立って、地下にある、自動卵焼き製造機を見にいったのでした。

もともとが実演販売大好きで、そういうのがあると立ち止まって見入っちゃうし、食べもん屋に入っても、厨房が見える位置に席があれば、たいていはそこに座って厨房のなかを覗いてます。

ほいで、阪神の地下の自動玉子焼き製造機は、実演どころか機械がつくっちゃうので、人がやってるのよりもマジマジと見ちゃうんですよね。どないなっとんねん?と。
この機械なんて、これまで何度立ち止まってみたことか。

というわけで、久しぶりだったので楽しみに向かうと、と。
な、な、なんと、なくなってるではないですか!

インフォメーションで聞いてみると、すでに店ごと撤退したんだとか…。
残念! いつのまにそんなことになっていたのですか???

というわけで、家に戻ってからHDDを引っくり返していたら、画像が出てきたので、往時を偲んで、ここにアップします(笑)


まず、これ。



約15cm幅に区切られた4つの溝に、上部の卵タンクが左から右に動いて行きながら、溶き卵が流し込まれます。底が鉄板になっているので、薄く注がれた溶き卵は、たちどころに固まっていくわけですな。

んで、これ。



鉄板のうえに薄く固まってシート状になっている卵を、今度は、ローラーが後ろから押し出すようにして、クルクルと巻いていくのですよ~。
ローラーに巻きつけるほうが全然簡単やと思うんですが、それだと、ローラーが芯になってしまい、芯を抜くと空洞が出来てしまいます。
それやと卵焼きではないので、シート状に鉄板に貼りついている卵の端をペリッと剥がして、端を中心にして、クルクルっと巻いていく…。

この機械の肝は、この、シート状に鉄板に貼りついた卵の端をめくる作業と、後ろからローラーで押し出してもかたちが崩れないようにクルクルっと巻けるようにしてるところやと思うんですが、その秘密を、店にいてるオバハンに聞いてみたら、企業秘密や!と言われました、たしか。ほんまかいな?(笑)

卵が巻き付かないようにローラーに溝が切ってあったり、ローラーの材質だとか、ローラーが移動する速度だとか、鉄板の温度だとか、きっと、試行錯誤を重ねに重ねたはずなんですよね。特許を申請しているようなものも、ありそうな気がします。
きっと、料理屋さんの発想でないですね。技術屋さんの発想で出来た機械のような気がします。

ちなみに、この機械、1台1000万円近くするらしいです。そーゆーことは、オバハンもちゃっかり知ってはりました。さすが大阪のオバハン☆

卵焼きが1個400円として、1000万円の初期投資やから、卵焼きを25,000個売ったら、元は取れるわけです。1日に250個売ったら、わずか100日で償却出来ますがな。そう考えたら、安いな…。
あ、電気代って、どれくらいかかるんやろか?


なんで撤退したのかは知らんですが、もちろん、元は取れてますわな☆
それにしても、今、あの機械はどこにあるんだろうか?
うどん打ちの実演もいいけどさ、マグロの解体ショーもいいけどさ、自動玉子焼き製造機はなかなかないぞ!

でも、そもそも、店の名前を知らんのですよ(笑)
なので、追っかけようがない…。




かつて阪神百貨店の地下にあった自動玉子焼き製造機
大阪市北区梅田1-13-13-B2F

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