2013/11/21

扇町総合高校 吹奏楽部「オーギーズ」は、北区の宝




北区のあちこちのイベントで、この高校の吹奏楽部を見かけます。
OHGIES(オーギーズ)ってチーム名らしいです。
部員が何人いるのか知らないけれども、いつも50人くらいの規模で各種管楽器を奏でるさまは、なかなか壮観です。
テクニック的なところだけを取り上げたみたら、メチャクチャ上手いというわけではないです。
でも、彼ら彼女らの奏でる音楽からは、とっても元気をもらえます。

この年代、音楽のデーモンにとり憑かれてしまったら、悲しみを原風景に抱えながら表現していくしかないはずで、そーでなければただのノー天気なバカでしかないはずで、ではこの人たちはどちらなのかというと、じつはどちらでもない(笑)
なんかね、スポーツ的な爽やかさがあるんですよ。
見せかけのテクニックに走らず、かといって軋轢のノイズを放つでもない、なによりも悲しみを表現していない、誰かのために演奏していない、自分のために演奏している。だから、彼ら彼女らは、音楽を奏でることを、ものすごく楽しんでいます。それもチームで奏でることで、目的を共有する歓びみたいなもんもあって、その意味で、スポーツ的な爽やかさが漲っていて、見ていて、元気をもらえます。
その意味では、チアダンスに似てるな。
テクニック自慢のミュージシャンやら、ノー天気に熱情だけを発散しているような音楽が溢れ返ってるなかで、オーギーズの演奏は、まず自分たちが楽しんで演奏するという、素直な爽やかさがあって、僕は、そのへんの音楽よりもよっぽど好きです。
これが、還暦前後のオッサンやオバハンがやると、レイドバックした単なる懐メロにしかならない。そこには慰みはあっても爽やかさはありません。だから、おなじ楽しむといっても、その違いは大きいですわ。少なくとも、オーギーズの演奏には、現状も未来も肯定する、明るさがあります。

音楽なんてのは、音楽になにができるのかなんて愚問の極みのような問いを発するまえに、なぜ奏でるのかを自問しながら奏でるべきで、ちょっとした人なら、誰しもが、そうせざるを得ないはずです。
でも、オーギーズの面々たちは、その問いを軽々と突破してる。現状と未来を肯定する明るさが、僕たちに元気を与えてくれてます。だからこそ、彼ら彼女らは、どんな場所ででも演奏できるはずだし、事実、そうやってきているのだと思います。

老若男女入り混じってる客席を湧かすのって、そんな簡単なことではないだけに、オージーズが場数を踏んでいるだろうことは、容易に想像がつきます。

実際、HPを見てみると、毎日の練習もさることながら、あっちこっちへ出向いていって、しょっちゅうコンサートをやってる。そこらへんのアマチュアバンドよりもはるかに場数を踏んでるんじゃなかろうか、ってくらいに。

むかし、扇町総合高校が商業高校だったころ、ヤンチャなのがたくさんいたんですよ。
学校行かずに、商店街の横の路地で昼間っから制服着たままタバコ吹かしてるのが、たくさんいたんですわ。

今、どうなってるのかまったく知らないけれども、この吹奏楽部の部員たちは、髪を染めてる人たちすらひとりもいなかったし、礼儀正しいし、触れていて好感が持てる人が多かったですね。
むかしと比べたら、かなり変わったのかな。


大阪市立扇町総合高校 吹奏楽部「OHGIES」
大阪市北区松ヶ枝町1-38
TEL. 06-6351-0036
HP http://www.ohgies.com/

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