2014/03/11

みんなでまちの落書きを消す



今日は、堂山町の駐輪場に描かれた落書きを消す日。
ほんとは1週間前にやる予定だったんですが、その日はあいにくの雨で、本日と相成りました。
予定が変更になったのにもかかわらず、地域の方たちが34人、行政からもさまざまな方面の方たちが参加してくれて、都合50人くらいの人が集まって、みんなでワイワイ言いながら、落書きされた壁にペンキを塗っていました。
また、落書き消しに関しては一日の長がある中崎の方たちも応援に来てくれて、ペンキ塗りのコツを指導してくれました。
結構なスペースだし、こんなの数人でやってたらつまらないし、心だって折れますよ。
でも、みんなでやれば、あっという間。1時間足らずで終わっちゃいました。
塗料は日本ペイントさんの提供。ありがたいことです。

地域の方たちの尽力で、ここに駐輪場ができているわけですが、その壁にね、落書きするバカがいるんですよ。それも盛大に。
HIPHOPグラフィティを模したものだけど、ぜんっぜん、イケてないの。もうね、下手すぎて、こんなもん残しておけるか!ってシロモノですよ。

こういうものは、犯罪を増長させるキッカケになります。
放置しておくと、まちがメンテナンスされていないことが、如実に知れてしまいます。
メンテナンスされていないまちなら、なにが起こっても不思議ではないですね。
そこから悪循環が起こっていく。ちょっとしたキッカケが犯罪を増長させ、結果、危険なまちであると人々に認定され、人が来なくなる。人が来なくなればさらに犯罪は増えていく。。。。悪循環です。
気付いたときは、まちは、崩壊してますよ。
だから早めに消そう、と。

ただ、真っ白にしただけだと、また落書きをしたくてウズウズしている連中の絶好のキャンパスになるだけなので、絵を描く予定になっています。
どんな絵になるのかは、まだ検討中ですが、しょぼい連中が落書きするのをためらうような、「力のある絵」にしたい!って、みんんなで言っています。
僕も、その人たちの端っこのほうで、あーでもないこーでもないと言わせてもらってます。
そちらも鋭意進めている最中なので、乞うご期待!

落書き、迷惑駐輪。
この場所では、駐輪問題を真ん中に置くと、いろんなことが見えてきます。
路上に迷惑駐輪が溢れかえっていて危険だし、景観もよろしくないので、駐輪場をつくろう。
でも、駐輪場があっても、そこに置かない人はたくさんいるわけです。この場所へチャリで通勤している人たちのなかにも、そんな人がいます。そこへ、盛大な落書き。
しかも、です。今、自転車の盗難は増えているんです。それも、迷惑駐輪をしているチャリが盗難に遭っています。
落書き、迷惑駐輪、自転車盗難…。
一見、バラバラの事象のように見えるけれども、駐輪問題を真ん中に置くと、すべてが地続きの問題ということに思い至ります。
地域の人たちは、そのように捉え、さまざまな活動を展開されようとしています。

でもこれ、ひとり、ふたりじゃできない。
たくさんの人がかかわって、全体の意識を少しずつでも上げていくしかないような、地道で時間のかかる作業を経なければなりません。
僕も、そんな人たちの熱にあてられながら、少しでもお手伝いできたらいいなと思っています。

*

さて、今日は、3.11でした。
3.11の今日は、僕がメインでかかわっている被災地の震災遺児を支援する「TJWK」は東京でWSのイベントを行なっていました。大阪にいた僕は、朝から落書き消しをやっていました。
落書き消しが終わったあと、参加したみんなで、近くの社会福祉協議会でお弁当を食べる手筈になっていました。
で、そちらに向かうと、森松さんとバッタリ。
森松さんは、福島に住まわれていた方ですが、被災と同時にお子さんを連れて関西に避難され、社会福祉協議会で働いている方です。ご主人は東北でお仕事をされています。原発問題が大きくのしかっていて、森松さんご家族は3年経った今も、家族がバラバラに分断された状態です。
その森松さんが、僕たちが食べるお弁当を配膳してくれていました。
関西での避難ママの会の代表でもあるし、今日はなにかやるんじゃないの?と、お聞きすると、普通に過ごしてるよー、と。
きっとね、僕たちの想像など及ばないところでの葛藤や、彼女なりの弔いかた、今日という日の過ごしかたというのはあると思うのだけれども、とりあえずは、普通に過ごすのだ、と。

今日を、そんなふうに過ごしている人もいる。それもまた、3.11の過ごしかたなのだ、と。
いろんなことを考えた日でした。











0 件のコメント:

コメントを投稿